この不動産物件を知り合いの不動産業者に案内されたときに、「古いし家はもうだめだから売り土地かなぁ?」と言われました。
というのも先客が大工さん連れて見に来たけど、「いくら金額がリフォームに掛かるかが怖いし、うまく使えそうな家になりそうにない」とのことだったから。
じゃあそれ覆しましょうよ!ということで始めたリノベーション物件です。
まず考えたのがこの間取り。
元々のキッチンの位置や和室の位置は変えないで、それぞれ新調するものの、すっきりとした雰囲気の今風の和室とキッチンに仕上げることを考えていたんですよね。
でも最終は写真一番最後のような形になりました。
やっぱり家族がいちばん時間を過ごすのが長いLDKを南側に、そして対面式キッチンの採用と独立した洋間と和室を1階に取ることで将来1階だけで生活ができるようにし、若い方から年配の方も住みやすい間取りにすることに。
それにあたり最初の間取りよりも予算がかかる、なので1階和室や2階はリフォームという形で使えるものは使う、色塗れるものは塗って仕上げるに徹底し、1階の和室意外と外壁等の塗装や外構に予算を割くことができました。
1階の元応接間の折り上げ天井に朱色か藍色か黒かで迷いましたが採用した色が外観の黒い和風に少し差した感じでインパクトがあって個人的にも気に入ってましたが、案内する方ほとんどに「いいね」いただけました。
セパレートキッチン、キッチン横に食品庫、LDKからローカを介して洗面、トイレ、洋間、ランドリー室へアクセスも良い動線かと思ってます。
ここでの折り上げ天井の仕上げが自信になり、次の物件でも採用、色は藍にしましたがこちらも評判上々でした、今まで3件和風の家の応接間の折り上げ天井しましたが、どれもホンネトーク撮る前に早期完売。またやりたいですね、今度は折り上げ部分は黒にします!
記事:坂本隆二
施工工事:有限会社丸興建装社 企画・販売:アールホーム 事業主:西日本不動産株式会社 参考再生施工金額:7,500,000円(消費税・家具代は含んでいません)