キッチン側からバルコニーを望んでます。織り上げ天井の間接照明だけでも結構明るさはあります。昭和４０年代のマンションなのにサッシは開口部大きいんですよ。

間取りです。家具はついてませんがイメージとしてはこんな配置はいかがでしょうか？

正面の部屋は建具を引き出せば独立した寝室に。普段一人ならばオープンで、お客様が来たときは閉めて隠しちゃえます。

キッチン横の収納も便利ですよ。キッチンはシンプルなものを探しました。

ほんとにバルコニー側の窓大きいんですよ、ブラインドも特注でした、少し高かった。夜はメインの照明無くても充分明るいですよ。

書斎コーナー。左に入るとウォークインクローゼットです。

洗面スペース。壁が一部胸高までタイル張りだったものに上から塗りました。しっとりとした感じが出てなかなか雰囲気のある洗面スペースになりました。

浴槽を取り払ってシャワールームに。比較的大きな空間なので後で浴槽を供える事も可能。黒のモザイクタイルがアクセントになって良い。

トイレないたってシンプルに、しかし最低限の設備であるウォシュレットはリモコン付きで。

玄関収納を壁目いっぱいに取るのではなく真中に浮かした感じのデザインに。収納量よりも見た目にこだわった。

玄関入ってリビング方向を見た様子。東向きではあるがサッシュの大きさがこの時代にしては大きいので明るい。

極力ローカは取りたくな方がやむを得ない間取り。しかし白の壁と濃い床の色が清潔感と落着きを演出。

壁にも変化を！上部の梁を隠すことも兼ねた間接照明。壁は落ち着いた色で寝室にするには良い。

織り上げ天井に間接照明。メインの照明は付いていないがつけなくてもほんのりした明りが夜は落ち着く。

扉を閉めてしまえば１ROOM出来ちゃいます。友達が来た時に見せたくない場合はこういうのも良いですよね。

大理石の肌さわりが気にいって無理に頼みこんで設置。くぼんだスペースに化粧品等を置くのもアリ。

①昔の公団のキッチンのイメージ②あまり踏み込みたくない昭和の洗面所③トイレには幅の狭い扉もありました④壁があってこの隣にも和室が⑤浴槽はあったんですが狭いので後には取り払うことに⑥和室が2間あったんですがクローゼットに

①キッチンはシンプルなものに。②洗面所の雰囲気は女性の目線でしっとりとした壁の感じが良い③トイレのドアは取りはらってすっきりと④以前は区切られていた壁を取り払って大区間に⑤浴槽を取り払ってシャワーだけの大胆な設計⑥和室だった所もクローゼット空間に

物を作ることの大変さをこの図面を見ると納得。伊藤馨氏のきめ細かい図面には毎度のことながら驚かされる。着手するまでに1カ月工事完了までさらに1カ月。大変ながらも楽しめた物件ですね。